(メガホルテンを選択した場合) ケイン> トリスタン!間違いない、オーマがバルドルの本拠地なんだ。…いよいよだな。
トリスタン> ああ…いよいよだ。バルドルを倒せば、ひとつの決着がつくはずだ。さあ、行こう!オーマへ!
(シクト監獄を選択した場合) ケイン> トリスタン。オーマというところに、バルドルの本拠地があるらしい。…ほんとうに、行くのか?
トリスタン> …うん。戦うか、戦わずにすむかそれはわからないけど……とにかく、バルドルを避けては通れない。…みんなの…そして…ぼく自身の明日のためにも…。決着を、つけなきゃ…。
ケイン> …なにがあっても、おれはおまえの傍にいるぜ。約束したもんな、エストラーダ様と。
アクエリアス> わたしも、お供します。なにがあっても…。
ナーナ> …皇子…いえ、トリスタン様。ここにいる者は、みんなあなたと共に歩みます。あなたが、ゼノビアの皇子だからじゃありません。みんな、あなたの中に未来を見ているのです。
トリスタン> …うん。じゃあ、行こうか、みんな。オーマへ!
教会4> 嘆かわしいことです。この辺りの人々は、すべてバルドルに従っています。我々は、この地を離れなくてはならないでしょう。
グリンガ> 我々は、バルドル様に従う者です。あなたがたは、ここに何をしにきたのですか?バルドル様はここを足がかりに世界を変えてゆかれるのです…。争いのない、平和な静かな世界へ。
クラビノ> 何かを信じなければ生きていけない…そういうものなのでしょうね、私たちは。…ならばバルドルを信じるよりも、私たちはあなたがたを信じましょう。これをお持ちください。
ティリテ> あなたがたが、バルドル様に逆らう人たちですね…。…なんと、憐れな…。戦うことが、そんなに楽しいのですか?平和が、そんなにつまらないのですか?
シーレック> あんたらとバルドル様、どっちを信じるか…だって?…あんたら、人間だもんな。人間が、自分の力だけで争いをなくすのはムリだよ。あんたらもよく考えたほうがいいんじゃないか?
イクセモニカ> 闇の騎士様は従う者を虐げることはない。高い税金を取り立てるわけでもない、戦に駆り出すわけでもない…。ありがたいことだよ…。
イラー> 争いごとは、もうたくさん!私たちは、バルドル様を頼って生きていくのです。
スペランカス> たしかに…闇の騎士バルドルには、強大な力と底知れないカリスマがあります。しかし、それに従ってしまえば、わたしは子供たちになんと言っていいのかわからない。子供たちには、自分の力で明日を生きてほしいのです。未来を信じてほしいのです。わたしたちに勇気を与えてください。
メイデン> バルドルと戦っている人がいるっていうのは、ほんとうだったんだね。…そうだよね。自分の未来が、あんなあやしい奴に決められてたまるもんか!これを使ってくれよ。少しは役に立つはずさ。
教会2> バルドルの言葉には魔力があるようです。どうか惑わされないでください。
ヨウガンガ> …バルドル様の闇の力をもってすれば、この世のすべての争いをなくすことができる…。…あんたらは、どうだい?そんなこと、できるかい?無理だろうな…あんたらじゃあな。
ショウカ> 生まれてこのかた争いごとのない時代なんてなかったからねえ…。…バルドル様には、早くこの世界すべてを治めて頂きたいものだ…。
教会3> バルドルに頼ることが過ちであることを、人々に伝えようとしました…。しかし、わたしたちには人々を納得させるだけの力もなにもありません。情けない話しですね…
パナソック> バルドル様が闇の世界の人でも関係ありません。わたしたちは信じているのです。
レゴンド> …おれたちはバルドルと戦う勇気なんてないよ。隠れて暮らすので、精一杯さ。でも、あんたがたは違うよな。その勇気がどうやって湧いてくるのか、わからないけれど…。…これを持っていってくれ。これくらいしか、おれたちにはできないんだ…。
トスライ> バルドル様…バンザイ!…おまえたちはバカだ!戦争バカだ!!争いごとがなくなるんだぞ!ステキなことじゃないか!
ハムスゴン> わたしたちは、たとえこうしてずっと隠れたままでもここで生きていきます。わたしたちの親も、またその親も…ずっと、ここで生まれてここで眠りについたのですから。なんとしても、ここで暮らし続けたいのです……。
イクローン> …バルドルの言う平和、とはほんとうの平和じゃないような気がします。争いがない、というだけで平和だ、というのは哀しすぎますよね。
リカンテスド> もう、争いごとに怯えて暮らすのはこりごりじゃ…。バルドル様は、平和を…わしらがいちばん欲しかったものを約束してくださったのじゃ…。
教会1> …この世の中に絶望した人々の心が、バルドルを招いたのかもしれません…。
エルストホルン> …バルドル様は、あなたがたに会いたがっておられます。オーマへお急ぎください。
オーマ(トリスタン以外のユニットでファーストアタック) バルドル> …おまえではない。私が招いたのは…。
オーマ(シクト監獄を選択/トリスタンのユニットでアタック) オロソフ> お待ちしておりました…フィクス・トリシュトラム…ゼノビアの皇子…
トリスタン> オロソフ?!
ケイン> なにやってんだ?こんなところで?
トリスタン>!!
ケイン>?!
バルドル> 待っていたぞ…この日を…フィクス・トリシュトラム…。
ケイン> オ、オロソフをどうしたんだ?!
バルドル> あの男は、憐れなやつだ。23年前の戦争で、すべてを奪われた…。絶望に沈んだあの男の魂を救ったのが…この私…というわけだ。…トリシュトラムよ…ゼノビアという名は、今までどれだけの命と希望を奪ってきた?今までにおまえは、どれだけの命を奪ってきたのだ…?これから、どれだけの命を奪えば気がすむというのだ?…答えよ…トリシュトラム…。
《A》貴様に…問う資格はない!
《B》…僕は…………。…僕はこれ以上誰も傷つけたくはない…誰の犠牲ものぞまない…!
トリスタン> 《A》貴様に…問う資格はない!
バルドル> …呪われしゼノビアの子よ…その命…闇に捧げよ。
(戦闘終了後) バルドル> …成る程…それだけの力があれば…。
トリスタン> バルドル…この世界は、あなたの言う通りかもしれない…。しかし、僕たちは諦めない。…人間が作り、人間が乱した世界なら…人間の力で治めることができるはずだ。僕たちに必要なのは、あなたの力ではない。未来を信じる勇気だと…僕は思う。あなたはあなたの故郷へ還ってほしい。
バルドル>…それもよかろう…。だが、ひとつだけ憶えておくがよい。ほんとうの闇の世界とは…おまえたちの心の中にこそある、ということを……さらばだ…。
バルドルは低い笑い声を残して消えていった。バルドルとの戦いは終わった。トリスタンは義勇軍を解散し、ケインとふたり、旅立っていった…。義勇軍の仲間たちがふたたび彼らの名を耳にするのはゼテギネア帝国の崩壊後……しかし、それはまた別の機会に語られる物語である…。
トリスタン> 《B》…僕は…………。…僕はこれ以上誰も傷つけたくはない…誰の犠牲ものぞまない…!
ケイン> トリスタン、何を言っているんだ?お前は自分の欲望で戦ってきたのか?!違うだろ!誰かが、その手を汚さなければ…真の平和は築くことができない…そう信じてきたから、その剣を振るってきたんだろッ!戦えッ!戦うんだッ!トリスタン!闇の中に未来はないッ!
《a》…そうだ…未来のために
《b》…だめだ…僕は戦えない…
トリスタン> 《B》→《a》…そうだ…未来のために
バルドル> …愚か者め…ならば…塵と化すがよい!!
(戦闘終了後) バルドル>…なるほど…それだけの力があれば…。
トリスタン>バルドル…この世界は、あなたの言う通りかもしれない…。しかし、ぼくたちは諦めない…人間がつくり、人間が乱した世界なら…人間の力で治めることができるはずだ。ぼくたちに必要なのはあなたの力ではない。未来を信じる勇気だと…ぼくは思う。あなたはあなたの故郷へ還ってほしい。
バルドル>…それもよかろう…。だが、ひとつだけ憶えておくがよい。ほんとうの闇の世界とは…おまえたちの心の中にこそある、ということを……さらばだ…。
バルドルは、低い笑い声を残して消えていった。バルドルとの戦いは終わった。トリスタンは、義勇軍を解散した。仲間たちは、それぞれの場所へと帰っていった
ケイン> …なあ、トリスタン。これから、どうするんだい?
トリスタン> …エストアへ帰ろう…ケイン、ぼくは…これ以上は、戦わない。臆病で言ってるんじゃない…戦って勝っても、それは本当の勝利じゃない。人の命を犠牲にする平和は、真の平和ではないよ。真の平和を築く方法を、エストアで考えたいんだ。
ケイン> …わかったよ、トリスタン。帰ろう、エストアへ。
…その後、トリスタンとケインがどのような道を歩んだのか……それはまた別の機会に語られる物語りである…。
トリスタン、いえ、皇子。ゼノビアの民を救い導くのは、あなたしかいません。いつか、晴れてあなたさまがゼノビアの皇子として起たれるその日まで…その日だけを心待ちにして、バーニャは生きてまいります。皇子…トリスタン。かならず、かならず、再び会えることを。
トリスタン> 《B》→《b》…だめだ…僕は戦えない…
バルドル> …ならばその命…我に捧げよ…!
(戦闘終了後) バルドル> …なるほど…それだけの力があれば…。
トリスタン> バルドル…この世界は、あなたの言う通りかもしれない…。しかし、ぼくたちは諦めない…人間がつくり、人間が乱した世界なら…人間の力で治めることができるはずだ。ぼくたちに必要なのはあなたの力ではない。未来を信じる勇気だと…ぼくは思う。あなたはあなたの故郷へ還ってほしい。
バルドル> …それもよかろう…。だが、ひとつだけ憶えておくがよい。ほんとうの闇の世界とは…おまえたちの心の中にこそある、ということを……さらばだ…。
バルドルは、低い笑い声を残して消えていった。バルドルとの戦いは終わった。そしてトリスタンは、義勇軍を解散した。
ケイン> なあ、おい!トリスタン…トリスタンを見なかったか?
アクエリアス> いいえ?ナーナはどう?見なかった?
ナーナ> ケイン、一緒じゃなかったの?
ケイン> …トリスタン…どこへ…?…どこへ行くっていうんだよッ?!…おれは、どうすれば…
ナーナ> …皇子は、私たちのことを考えて身を隠されたのよ…。このバルドルとの騒動をゼテギネアが放っておくわけはないわ…。だから…。
アクエリアス> ケイン…。捜しましょう、皇子を。皇子ひとりを辛い旅に出してはいけないわ…。
ケイン> ……ああ。…バカだな…トリスタン。おれたちは、いつでも一緒に生きてきたのに…。
その後、ケインがトリスタンと巡り会えたかどうかは、定かではない……トリスタンのその後は…また、別の機会に語られる物語である…。
オーマ(メガホルテンを選択/トリスタンのユニットでアタック) バルドル> 待っていたぞ…この日を…フィクス・トリシュトラム…。
トリスタン> おまえが、闇の騎士…バルドル!
バルドル> …トリシュトラムよ…世界を、闇の力で支配する気はないか?
ケイン> おれたちはこの世界を守るために、おまえを倒しにきたんだッ!
バルドル> おまえたちの世界…?…おまえたちの世界が守るに値するのか?誠実な者は狡猾な者に騙され…弱い者は強い者に支配され続ける…。それが、おまえたちの世界ではないか。そんな世界が、ほんとうに守るに値するのか?答えよ…トリシュトラム…。
《A》…それでも、守るんだ。
《B》何が言いたいんだ…?
トリスタン> 《A》…それでも、守るんだ。
バルドル> …仕方ない…。では…戦おうではないか…。
(戦闘終了後) バルドル> …なるほど…それだけの力があれば…。
トリスタン> バルドル…この世界は、あなたの言う通りかもしれない…。しかし、ぼくたちは諦めない…人間がつくり、人間が乱した世界なら…人間の力で治めることができるはずだ。ぼくたちに必要なのはあなたの力ではない。未来を信じる勇気だと…ぼくは思う。あなたはあなたの故郷へ還ってほしい。
バルドル> …それもよかろう…。だが、ひとつだけ憶えておくがよい。ほんとうの闇の世界とは…おまえたちの心の中にこそある、ということを……さらばだ…。
バルドルは、低い笑い声を残して消えていった。バルドルとの戦いは終わった。トリスタンは、義勇軍を解散した。仲間たちは、それぞれの場所へと帰っていった
ケイン> …なあ、トリスタン。これから、どうするんだい?
トリスタン> …ケイン。ゼテギネアに行こう。ぼくは、ゼテギネアを倒したい。
ケイン> え?…なんだって?
トリスタン> 帝国を倒すには、今の力では無理だ…。もっと大きな力を得るために、ケイン、手を貸してくれるな?
ケイン> あ…ああ。わかったよ。
…その後、トリスタンとケインがどのような道を歩んだのか……それはまた別の機会に語られる物語りである…。
バルドル> トリシュトラム…おまえが望むこと…私がかなえてやろうではないか。…どうだ?
トリスタン> 《B》何が言いたいんだ…?
バルドル> 私の故郷…闇の世界は、永遠の静寂が支配する世界…。そこには、過去も未来もない。そして…生も死もない。闇はすべての始まり…そしてすべての終わり。恐れることなど何もないはず…。トリシュトラム…お前が望むこと…私が叶えてやろうではないか。…どうだ?
《a》お前の力は借りない!
《b》よし…闇に従おう…。
トリスタン>《B》→《a》 お前の力は借りない!
バルドル> …仕方ない…。では…戦おうではないか…。
(戦闘終了後) バルドル> …なるほど…それだけの力があれば…。
トリスタン> バルドル…この世界は、あなたの言う通りかもしれない…。しかし、ぼくたちは諦めない…人間がつくり、人間が乱した世界なら…人間の力で治めることができるはずだ。ぼくたちに必要なのはあなたの力ではない。未来を信じる勇気だと…ぼくは思う。あなたはあなたの故郷へ還ってほしい。
バルドル> …それもよかろう…。だが、ひとつだけ憶えておくがよい。ほんとうの闇の世界とは…おまえたちの心の中にこそある、ということを……さらばだ…。
バルドルは、低い笑い声を残して消えていった。バルドルとの戦いは終わった。トリスタンは、義勇軍を解散した。仲間たちは、それぞれの場所へと帰っていった
ケイン> …なあ、トリスタン。これから、どうするんだい?
トリスタン> …ケイン。このままゼテギネア帝国の欲しいままにしていたら…真の平和はやって来ない…そう思うんだ。…何ができるかわからないけれど…これからの人生は帝国を倒すために使おうと思うんだ。 …どうだろう、ケイン…?
ケイン> …わかったよ、トリスタン。 言ったろ?おれはどこまでもついていくって…。よし!そうと決まれば早速準備だ!
トリスタン> 行こう!ケイン!
…その後、トリスタンとケインが、どのような道を歩んだのか……それはまた別の機会に語られる物語である。
…よいか、トリスタン。平和とは、つくりあげるものなのだ。けして、自然にできあがるものではない。そして、その平和をつくる手はいつも血にまみれている。…だが誰かがそれをやらなければ…力弱き者は、いつまでも虐げられつづけることになる。…このこと、忘れるな。
トリスタン>《B》→《b》 よし…闇に従おう…。
バルドル> …ならばその命…我に捧げよ…!
(戦闘終了後) バルドル> …成る程…それだけの力があれば…。
トリスタン> バルドル…この世界は、あなたの言う通りかもしれない…。しかし、僕たちは諦めない。…人間が作り、人間が乱した世界なら…人間の力で治めることができるはずだ。僕たちに必要なのは、あなたの力ではない。未来を信じる勇気だと…僕は思う。あなたはあなたの故郷へ還ってほしい。
バルドル>…それもよかろう…。だが、ひとつだけ憶えておくがよい。ほんとうの闇の世界とは…おまえたちの心の中にこそある、ということを……さらばだ…。
バルドルは低い笑い声を残して消えていった。バルドルとの戦いは終わった。トリスタンは義勇軍を解散し、ケインとふたり、旅立っていった…。義勇軍の仲間たちがふたたび彼らの名を耳にするのはゼテギネア帝国の崩壊後……しかし、それはまた別の機会に語られる物語である…。
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