Ogre Battle Saga 
〜Prince of Zenobia〜
Collections of scenario
第7話 問う声

本編

第1話 胎動
第2話 飢えしものども
第3話 信じるものは
第4話 北の王国
第5話 死者
第6話 妖術師
     └エストア
第7話 問う声
第8話 欲望のまねくもの
第9話 決心
第10話 闇の騎士
第11話 涙
第12話 闇と静寂、そして
第13話 白夜


secret stage

SS1 山奥
SS2 財宝
SS3 血と肉と
SS4 サムライ


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エストラーダの死から3年…バーニャの手紙によって真実を知らされたトリスタンは…ケイン、そして、義勇軍の仲間たちとともに、ここネッサ地方にいた。ゼノビアの民を導く、とはいかなることなのか…ゼノビアの皇子としてなにを為すべきなのか…トリスタンの旅が始まる…。


ケイン>
…この辺りの町を占拠しているのは、ただの盗賊なんかじゃないみたいだぜ。バルドルとかいう奴の手先…というか、信者…みたいな連中らしいんだ。

アクエリアス>
信者?いったいなんの信者なの?

ケイン>
それが…よくわからないんだ。…とにかく、困ってる人がいるのは確かだな。

ナーナ>
皇子、いかがいたしましょう?お命じいただければわがリヒトフロス兵を使って…

トリスタン>
…あまり、手荒なことはしないように町を解放していくんだ…いいね。


教会3>
闇の騎士…バルドル。この辺りにあの者が現れてから、頻繁に人が消えるのです。バルドルが人攫いを連れてきた…という噂を聞いたこともあります。

ゴトーレ>
バルドルはさあ、争いごとのない世界をつくるんだってさ。みんなにそう言ってるぜ。なかなか、すぐには信じられないことだけどこんな世の中だからねえ…。藁にもすがる気持ちでアイツの信者になるのも仕方ないことかもね。

イブス>
バルドル?ああ、闇の騎士のことだね。闇の騎士は闇の世界の使者なんだとさ。この辺りにはバルドルの信者が増えてるんだ。

スペワー>
この辺りは人攫いが多くてね…だから隠れて暮らしてるのさ。あんたらも気をつけなよ。

教会2>
バルドル…あれは、異端の者です。あの者からは、底知れぬ闇の波動を感じるのです。あの者に、だまされてはなりません。あの者の言う平和とは死の世界に違いないのです。

デッカ>
…あなたがたが、義勇軍?ふむ…ずいぶん激しく戦ってこられたようですな。戦いのなかで、あなたがたはなにを得られたのでしょう。お聞かせくださいますか?
 A>あなたがたは、まだお若い。そう考えるのも仕方ないでしょうなあ…。
 B>ほう…お若いのに分別がおありのようですな。

クマール>
どうです、この町は?整然としたよいところでしょう。ここでは、厳しい規律が守られているのです。やはり、人にはおのれを縛るための規律が必要なのですよ。そう思いませんか?
 A>あなたは、ものごとがよくわかっておられる。
 B>そんな考えでは、いつまでたっても世の中が落ち着かないでしょう。

リューク>
ほう、よく来なすった。旅人へのおくりものじゃ。

カルダイ>
どんな世の中だろうが、カネさえあれば関係ないよね。カネさえあれば、大抵のことはなんとかなるものさ。なあ、そう思わないかい?
 A>だろ?そうに決まってるって!
 B>そうかい?あんた、甘いね。

教会4>
はるか西のほう、バルザックという村に、シルバードールという人形があるそうです。メガホルテンの近くの町で探していた人がいるようですが…

カシミワール>
バルドルは、巨大な軍団を率いる侵略者です。あまり手荒なことをしないので、みな、ゼテギネアよりましだ…とでも思ってるのでしょうが。これを持っていきなさい。なにかの役にたつでしょう。

ハカッテ
ゴールディ>
おい、アンタたち!頼みがある!引き受けてくれ。なっ?頼むから、引き受けると言ってくれよ。
《はい》
ありがたい。じつはあたし、そこの店で食いすぎちゃってね。立て替えてくれよ。なあに、ほんの10000ゴートなんだけどね…。 
 〈はい〉
いやあ、助かった。じゃあ、お礼にあんたたちを守ってやるよ。こう見えてもあたしはチョー一流の魔法使い……を目指して、特訓中の期待の大型ルーキーってやつだからね。ま、アンタら大船に乗ったつもりで安心しなよ!
 〈いいえ〉そんな。ちぇっ。しょうがない…ほかをあたるとするか。
《いいえ》
そ、そんなこと言わずにさ。頼むよ。なっ?頼むから引き受けると言ってくれよ。(2度目の選択は《はい》の時と同じ)

サクラー>
メガホルテンのほうに、有名なヨッパライの騎士がいるんだってさ。なんでも、もとゼノビアの騎士なんだって。イヤだねえ、おちぶれた騎士なんて。戦争に負けると、そんなものなのかねえ…。

インデムーラ>
ノロドム地方にシクト監獄ってのがあるんだってな。ウワサなんだけど、さらわれた人たちはそこに押し込められてるらしいぜ。

サットーニ>
あんたらも、この村の祭りを見に来たのかい?どうだい、盛りあがってるだろ?ここしばらく、豊作続きでね。もう、笑いが止まらないって感じだよ。人生ってなものは楽しまなくちゃあね。そう思うだろ?
 A>はっはっは、あんたらも楽しんでいってくれ。
 B>なんだ?カタブツだなあ…。

サガール>
ああ、ひとさらいの話ならこの町でもうわさになってるよ。なんでも、ノロドムのシクト監獄に押し込められてるんだって?アンタら、義勇軍なんだろ?シクト監獄のみんなを助けてくれるのかい?
 A>ほんとうかい?勇気あるなあ…腕利きのサムライが見張ってるらしいぜ、シクト監獄は。
 B>そりゃそうだ。おっかないよな。

ポーアイ>
ここは、去年洪水に襲われたんだ。オレの息子も水に飲まれちまってね…洪水からやっと立ち直りかけたら、今度はひとさらいだ…なあ…あんた。生きてゆくことってのは、辛いことを重ねるだけなのかねえ…。
 A>そう思うかい?でもやっぱり生きてないとね。死んだ息子のぶんも、がんばってやんなきゃ…。
 B>気休めかい?あんたはまだ若いからね…。オレの気持ちはわかんねえだろうな…。

教会1>
あなたがたに神のご加護がありますように。

ナニッテ>
あなたがたですか?闇の騎士を追っているというのは。わたしがこの町の長老です。ここネッサを抜けると、ノロドム地方、そしてメガホルテンへの道が開けます。ノロドムにはシクト監獄があり、うわさではさらわれた人たちが集められているそうです。メガホルテンにはバルドルの前進基地があると言われています。どちらに進むかはあなたがた次第ですが…。

ケイン>
ノロドムとメガホルテン…どっちに進んでも、バルドルってやつにぶち当たるけど…

ナーナ>
メガホルテンにあるというバルドルの拠点を開放するのが、先決じゃないかしら。バルドルの目的はわからずじまいだったけど…はなしを聞いてると、ジェンガに似ているわ。ジェンガも、最初現れた時は同じようなことを言ってたの…争いをなくすって…。きっと、バルドルとジェンガはなにか関係があるに違いないわ。

アクエリアス>
…わたしは、先にノロドム地方に行くべきだと思います。シクト監獄とやらには罪もない人々が囚われているのでしょう?まず、その人たちを助けることが、人々がわたしたちに望んでいることではないかしら。

トリスタン>
う…ん…。どうするべきか…。

ケイン>
どちらに向かうか、トリスタン、まかせるよ。


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第8話 欲望のまねくもの 第9話 決心

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