ケイン> …ジェンガは、ここから向かって北東にあるデスタートの町に潜んでるみたいですね。
エストラーダ> うむ!ジェンガこそが、盗賊を陰で操ってきた者に違いない。やつを倒せば、盗賊どもは統制を失い、散り散りに消えてゆくだろう。さあ!あと一息だ!
トリスタン> …どうしたんです?シスター・アクエリアス?
アクエリアス> …あのブリュンでの結界…。あれは、見たことのないものでした。いやな予感が、するのです…。
サリット>
ジェンガをただの魔法使いと思っていると、酷いめにあうぜ。気をつけなよ。
ウリット>
オレは、不老不死の研究をやってるんだ。永遠の命があれば、なんだってできるからな。永遠の命…素晴らしいと思わないか?
《はい》うんうん。わかってるじゃないか、あんた。
《いいえ》あんた、アタマが固いねえ。
ハイデッカー(ナーナを含むユニットで訪問)
職人>
姫様!おお、やはりナーナ姫様ではありませんか!
ナーナ>
?
職人>
突然、失礼しました…。わたしは、王様に装具を納めております、職人の…
ナーナ>
ああ、思い出したわ。あなたは腕がいいので、父上もいつも喜んでいます。
職人>
有り難きお言葉。…それにしても、ジェンガ討伐にナーナ様みずからご出陣とは…どうぞ、この銀のロッドをお持ちください。このままでも充分使えますが……そうですね、浄めてもらえば、さらに良いものになるでしょう。
ハイデッカー(一般ユニットで訪問)
職人>
あなたがたですか、我々のために戦ってくれているのは。どうぞ、この銀のロッドをお持ちください。このままでも充分使えますが……そうですね、浄めてもらえば、さらに良いものになるでしょう。
教会1>
おや?その白い十字架は?その十字架は、もともとわれらの教会にあったもの。どこで手に入れたかは存じませんが、お返し願えますか?
《はい》ありがとうございます。かわり…といってはなんですが、この剣をお持ちください。
《いいえ》そうですか。それも仕方のないことです。
教会2>
おや?それを拝見できますかな?ほう…銀のロッドですか…この品は、こちらで祈りを捧げ、聖なる武器となるよう浄めることができますが…お預けいただけますかな?
《はい》わかりました。少々お待ちください。…できました。ホーリーロッドとでもいいましょうか。このロッドは、邪なちからをただすもの。正しい心をもって、お使いください。
《いいえ》そうですか。それも仕方のないことです。
ククリット>
ジェンガは、王様にでもなるつもりなのかなぁ。あんなに金を集めて、どうするんだろう。やっぱり、金はつかわなくちゃ。…さあ、ガンガン買っていきなよ!
デスタート(トリスタンのユニット)
ジェンガ>
おまえたちか…カズマとガランを倒したというのは…
ケイン>
そうさ!そして、おまえを倒してお終いってわけさ!
ジェンガ>
倒す?わたしを?…人間の、おまえたちが?…ククク…そいつは愉快だ。おまえたちは、特別死なないように殺してやろう。肉が腐り、骨が風化してなお、天に還ることのできないアンデッドとなるがいい…。
トリスタン>
!!(→戦闘へ)
デスタート(一般ユニット)
ジェンガ>
…ここまで来た、おまえたちの勇気はほめてやろう。…さあ、褒美を受け取るがいい。…今までおまえたちが味わったことのない恐怖を……逃げるなよ…フフフ…
(戦闘終了後)
ジェンガ>
…おのれ…よ、よくも……これで、終わったと…思うなよ…人間…め…
ケイン>
…おわった…終わったんですよね?エストラーダ様?
エストラーダ>
…うむ…そうだな……これで世の中も…少しは落ち着く…だろう…。
アクエリアス>
エストラーダ様?なんだか、お顔の色が…
トリスタン>
?!
ケイン>
エストラーダ様ッ?!
エストラーダ>
…ジェンガめ…最後の最後に…呪いをかけてゆくとは…。
トリスタン>
しっかり…しっかりしてください、エストラーダ様!
エストラーダ>
…トリスタン…そこにいるのか…エストアに戻って、バーニャに伝えるのだ…時は…来た、と…。
トリスタン>
…時は、来た?
エストラーダ>
…トリスタン、すべては…バーニャが答えるだろう…。…おまえは…おまえには…なすべきことがある。おまえの為すべきことから…逃げてはならん…よいな…トリスタン…。…ケイン…おまえは…わしの代わりに…トリスタンと…共にゆくのだ…。おまえなら…できる…。…さらばだ…ゼノビアに……栄光と祝福を…
トリスタン>
!!
ケイン>
エストラーダ様ッ!!エストアへ帰るんでしょ?なんでここまで来てッ!
アクエリアス>
…………。
ナーナ>
城へ戻りましょう…トリスタン、ケイン…。父に…しらせなければ…。
トリスタン>
…ケイン、さあリヒトフロスへ行こう…。…それから、エストアへ。エストラーダ様の、言葉…。守らなきゃ…。
リヒトフロス
リヒトフロス王>
…話は聞いている。力落としのないようにな…。わが国を救ってくれたエストラーダは、英雄としてこの国に語り継がれるであろう。
トリスタン>
…ありがとうございます。
ナーナ>
父上。彼らなら力になってくれるはずです。あのこと、お頼みしてみては…?
トリスタン>
なんでしょう?
リヒトフロス王>
うむ、実は乱暴な巨人どもにいくつかの村が襲われてな…恥ずかしいかぎりだが…われらの兵士では、歯が立たないのだ。そこで、むしのよい頼みと思われるだろうが…そなたたちに巨人の退治を、な…。…いかがなものだろうか?
《A》お任せください。
トリスタン>
王よ。ゼノビア騎士は、民の難儀を見過ごしたりしないものです。
リヒトフロス王>
…ありがたい。場所は、アイン半島というところじゃ。この国のすべての民に代わり、そなたたちに感謝する。
《B》先を急いでいますので…
リヒトフロス王>
うむ。それもいたしかたあるまい。われわれだけで、なんとかかたをつけるとしよう。…いや、気にすることはない。ガランをはじめとする、盗賊を退治してもらっただけで充分だ…。さあ、雪の降りださぬうちにエストアへ向かうのがよいだろう。ありがとう。そして、さらばだ。エストアの勇者たちよ。
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