本編

第１話　胎動
第２話　飢えしものども
第３話　信じるものは
第４話　北の王国
第５話　死者
第６話　妖術師
　　　　　└エストア
第７話　問う声
第８話　欲望のまねくもの
第９話　決心
第１０話　闇の騎士
第１１話　涙
第１２話　闇と静寂、そして
第１３話　白夜

secret stage

ＳＳ１　山奥
ＳＳ２　財宝
ＳＳ３　血と肉と
ＳＳ４　サムライ

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ナーナ＞
ここから見える三つの岬に町が点在しています。東からヘルムト、ジグラマ、そしてポルルックです。

エストラーダ＞
うむ…浅瀬を渡るなら、ジグラマを目指す…か。


イスランド＞
今じゃさびれちまったけど、かつてこのイスランドは貿易で栄えた町でね。何もかも、あのジェンガとかいうやつの所為ですよ。誰だって、アンデッドがうろうろしてるなか…買い物に出掛けようなんて思いませんよね…。…あなたがたは、本当に久しぶりのお客様ですよ。

ジグラマ＞
アンデッド…永遠の眠りに就く権利を奪われた、哀れな死体のことですよ。彼らを消し去るには、やはり神様のお力をお借りするしかないでしょうね。剣や魔法ではどうにもなりませんよ。

ポルルック＞
ジェンガは、俗物でね。盗賊どもをつかって、カネや宝石を集めまくってるぜ。…盗賊どもも、ジェンガにアンデッドにされちまうのが怖いから、逆らえないんだ。

ヘルムト＞
あんたら、南から来たって噂の義勇軍だろ？あんたらになら、教えてやるよ。この辺りは、昔は豊かなところでね…だから、あちこちに宝物が埋まってるらしいぜ。まあ、探してごらんよ。

オブヘルムト＞
妖術師ジェンガってやつが死体を操ってるらしいんだよ…いや、噂なんだけどね。怖いよね…殺されるのも怖いけど、死んだ後、自分の身体を操られるなんて…考えただけでもゾッとするね…。

教会＞
ジェンガの占拠しているブリュンへは、普通の人間は近寄ることができません。謎の力で、結界が張られているのです。これを、お使いください。聖なる水で浄めたルビーです。

ブリュン（ルビーの輝きによって町を包んでいた霧が晴れた！）
ケイン＞
…なんだ？誰もいない？

アクエリアス＞
これは…。とても邪悪な気配が、まだ微かに残っています…。

ナーナ＞
逃げ出したんでしょうか？ジェンガは…？

トリスタン＞
…試したんだ…。ぼくたちの力を…。

エストラーダ＞
ジェンガ…恐るべきやつ…。